事業規模拡大による工場移転

おかげさまで創業7年となりました。日頃のご愛好ありがとうございます。
2024年3月にホーチミン市9区の工場をビンズン省に移転しましたことをお知らせします。
事務所、現場、検査室などが広くなり、新たな設備導入がしやすくなりました。
今後もより一層、皆様のご協力を得ながら、モノづくりに精進致します。


移転先住所: 248/10 ĐT743A Street, Binh An Ward, Di An City, Binh Duong,  Vietnam

地図: https://maps.app.goo.gl/DLQnH2ym2ENbVWyK8

自動走査の三次元測定機

MTS Vietnamは自動走査型の三次元測定機を保有しています。
普通では正確な幾何公差の測定が出来ない形状でも、この測定器なら問題ありません。正確な測定結果が出せることで、高精度な部品加工が可能です。また、自動走査なので、人の手を借りずに効率よく検査が出来ます。自動化により他社よりも一歩進んだご提案が出来る自信を持っています。

会社紹介のビデオを作りました!※9月15日更新

皆さん、MTS Vietnamの紹介ビデオを作りました。ホームページを見ただけでは分からないことがあると思いますが、このビデオを見ればよりMTS Vietnamをもっと理解して頂けると思います。
ベトナムでどのような金属加工をしているのか?どのような機械を揃えているのか?どうやって品質管理しているか?スタッフはどんな人たちか?このビデオで分かります。
もっとMTS Vietnamに興味を持って頂けると思います。YouTubeサイトで見たら👍ボタンをクリックしてくださいね!
紹介ビデオはこちら↓↓↓
https://youtu.be/MHPY6KNha-4

ベトナム・ホーチミンの天気

ベトナムは日本と似ていて、縦に長い国です。なので気候や天気も北と南で異なります。北部には四季があり、冬はとても寒いです。南部は雨季と乾季があり、気温も一年中30度前後です。服は半袖だけで過ごせます。
ベトナム・ホーチミンは5月になると雨季に入ります。そこから11月までは、ほぼ毎日夕方あたりに雨(スコール)が降ります。昼間は日差しが強くて暑いですが、雨が降るとその暑さが和らぎます。
一年で一番暑いのは5月です。乾季から雨季に移り変わるこの時期は、気温と湿度が非常に高く、外で仕事をしていると汗が止まりません。
でも、果物がとてもおいしい季節です。日本にはたくさんないと思いますが、マンゴーやマンゴスチン、シュガーアップルなどが街で良く売られています。これらはとても甘くて子供が喜んで食べます。
そして、6月近くになるとベトナムの学校は夏休みに入ります。子供たちは日中の暑い時間をさけて、朝や夕方に外で遊びます。プールや海水浴は日差しが強い時間に入りません。日焼けを避けたいからです。服は半袖だけ・・・と書きましたが、日焼けを嫌う人は長袖を来て出歩きます。
7月になると毎日のスコールで暑さが和らぎます。日陰は涼しいです。そういう気候が11月まで続き、その後乾季になります。
乾季になると雨は降りませんが、さらに涼しくなります。この時期がとても過ごしやすいと思います。プールの水がひんやりするので、ちょっと泳ぐ機会が少なくなりますが、出かけるにはちょうど良いです。
日本の冬はとても寒いので、冬の間だけホーチミンで過ごせたら最高です。

マシニングセンタを1台追加導入しました

マシニングセンタHAAS VF2を1台購入して、先日工場に導入しました。早速稼働しています。弊社はHAASのマシニングを3台持っているので、操作には慣れています。
ワークはX 760、Y 400、Z 500です。
今後多くの注文が予想されるので設備増強が必要となっています。年末と今年前半でマシニング2台と3次元測定器1台を入れました。今後も少しずつ設備を増やしていきながら日本からのお問い合わせに応えてきたいです。

3次元測定器を入れました

この度3次元測定器を導入しました。加工の途中で幾何公差を確認したり、精度の厳しい加工も信頼性が高い測定で検査できます。今まではダイヤルゲージなどを使って検査していましたが、検査の時間が短縮できるようになりました。検査員には前職で使用経験が豊富な者もいますが、ミツトヨさんからのアドバイスもありがたいです。

金属部品のベトナム調達

ベトナムには10年以上前から日系企業が現地に工場を作り、コストを抑えながら海外向けに部品や製品を供給しています。以前までですと、現地での部品調達が品質的に難しいため、日本から部品を送り、ベトナムで組み立てて完成した製品を日本に送り返すといったことで主流でした。しかし、最近はベトナム国内での部品調達にシフトしてきています。理由は、日系もしくは台湾や韓国といった海外の下請け中小企業が多く進出してきていること。そして、現地のローカル企業が技術力を付け、品質やコストで競争力を発揮していることにあります。

20年前は中国に多くの日系企業が進出し、世界の工場として現在の地位を確立してきた中国ですが、状況は変わりつつあります。

なんでも作れる、なんでも揃う中国。しかし、人件費が近年急激に上昇し、米国との貿易摩擦も影響。インドや東南アジアに生産拠点が移行しています。そこで注目されているのが、地理的に優れ、勤勉な国民が多いベトナムです。

ベトナムはまだまだ中国の経済力や技術力に遠く及びませんが、海外からの企業進出により、技術移転が盛んに行われています。従って、前述しましたようにローカル企業が育ち、現地調達が盛んになっています。

私たちMTS Vietnamも1つのローカル企業ですが、確実に海外調達や現地調達の需要に応えられるレベルに到達した一企業です。

私たちが良く聞く日本の事情は、人手が足りず、多くの需要に供給が追い付いていない、、、ということです。金属部品の加工が専門である私たちは、困っている日本の企業と協力して、日本の品質と低コストを意識しながら、日本の産業発展に貢献していると自負しています。

熟練の職人さんみたいな経験や知識はありません。しかし、お客様が求める以上の製品を提供し、安心して注文を頂くことができるようになりました。

日本とベトナムは離れた国で文化も異なりますが、現在多くのベトナム人が日本で働き、日本の進んだ文化にいい影響を受けています。今後さらに両国がいい関係を築いて、もっと近い国になれることを願っています。

弊社はマシニングやNC旋盤を使った切削加工がメインです。アルミや鉄、ステンレス、樹脂などの素材をお客様の図面に合わせて、仕上がりもきれいに加工しています。ベトナムからの調達に不安がある場合でも、まずはお問い合わせください。きっとお役に立てると思います。ベトナムNo.1のサプライヤーを目指します!

明けましておめでとうございます。

2020年が始まりました。日本は新暦でお正月を迎えますが、ベトナムは旧暦のためまだお正月が来ていません。旧暦の場合、新暦の1月25日が元旦となります。
私たちは昨年の大みそか12月31日も仕事をしていましたし、1月2日から働いています。日系企業や外資企業は、その国のカレンダーに合わせてお休みを取るところがありますが、私たちローカル企業はベトナム政府が発表する祝祭日に合わせて、営業日を決めてます。

さて、ベトナムのお正月は日本と比べてどうか?と言いますと、似ているところがたくさんあります。まず、皆さん田舎に帰ります。家族で田舎に帰り、正月を迎えます。子供にはお年玉をあげます。おせち料理はないですが、バナナの葉に包んだお餅を食べます。親戚や友人がやってきてお酒を飲んで新年を祝います。

日本のように電車が多く走っていないので、皆さんバスや車、バイク、列車、飛行機で田舎に帰りますが、道は大渋滞になります。交通事故に気を付けて良い新年を迎えたいです。